観光客の出国
国別観光客の出国
解説
注目の国
ドイツが1億700万回の観光出国でランキングをリードし、次いで米国が9,850万回、中国が8,763万回、英国が8,620万回となっています。上位10位ではヨーロッパが特に目立ち、ドイツ、英国、ポーランド、フランスが含まれています。下位では、最小の合計はツバル、ナウル、マーシャル諸島、ミクロネシア、バヌアツなどの小さな島嶼国や移動性の低い一部の国に集中しており、バチカン市国も最も低い値の中に含まれています。
地域別の傾向
大陸別平均ではヨーロッパが1,001万回で最も高く、北米の768.2万回、アジアの618.9万回を大きく上回っています。南米は314.8万回でこれら3地域を下回り、オセアニアは73.99万回、アフリカは44.32万回で地域平均が最も低くなっています。地域パターンからは、アウトバウンド観光がアフリカやオセアニアよりも、ヨーロッパ、北米、アジアの一部に大きく集中していることがうかがえます。
データ出典
データはUNWTO 2023/2022に基づき、単位は観光出国者数の百万回です。対象は195か国です。なお、これらの数値は人口規模や旅行の強度ではなく出国回数を反映しているため、非常に人口の多い国がランキングを左右しやすい点に注意が必要です。
解釈
値が高いほど、観光目的で出国する住民が多いことを意味し、一般的にはアウトバウンド旅行量が大きいことを示します。値が低い場合はアウトバウンド観光の総量がかなり小さいことを示しますが、これは単に需要が弱いというより、人口規模の小ささ、地理的条件、あるいは旅行流動の少なさを反映している場合もあります。全体として、データは非常に不均等な分布を示しており、少数の大国が非常に高い合計を占める一方、多くの国は世界平均の515.6万回を大きく下回っています。