天然資源総レント
国別の天然資源総レント
解説
注目の国
リビアは、天然資源レント合計がGDPの61.03%と突出しており、世界平均の7.039%を大きく上回っています。上位はアフリカとアジアの国々が占めており、コンゴ民主共和国、コンゴ共和国、ザンビア、イラク、東ティモール、モンゴル、イランはいずれも非常に高い比率を示しています。一方、ガイアナは南米の目立った例外で、33.68%で7位に入っています。下位では、マルタ、シンガポール、アイスランド、ツバルを含むヨーロッパ、アジア、北米、オセアニアの複数の国が0%を記録しています。
地域別の傾向
アフリカは大陸別平均が11.43%で最も高く、次いでアジアが10.61%となっており、両地域は上位国の大半も占めています。南米も世界平均を上回る9.841%で、ガイアナのような好成績国に支えられています。オセアニアは4.56%とやや低く、北米(1.48%)とヨーロッパ(1.244%)が地域平均として最も低く、GDPに占める天然資源レントの割合が全体としてかなり小さいことを示しています。
データ出典
データは世界銀行の指標 NY.GDP.TOTL.RT.ZS の2021年分で、天然資源レント合計をGDP比で測定したものです。対象は191か国です。注意点として、多くの国が0%またはそれに近い値を記録しているため、この指標は資源賦存量そのものではなく、資源レントの経済的な重みを反映しています。
解釈
値が高いほど、天然資源レントがその国のGDPに占める割合が大きいことを意味し、このデータセットではそれがより良いものとして扱われています。非常に高い比率は資源由来所得の強さを示す一方で、国の産出が天然資源に大きく依存していることも示しています。低い値や0%は、資源レントがGDPにほとんど寄与していないことを示し、天然資源が経済産出にどれほど重要かは国によって非常に大きく異なる、という全体像を表しています。